最近読んで面白かった本のご紹介です。
ロサンゼルス在住の菊枝・オルコット。
富豪の夫を亡くし,ランチョ・パロス・ヴァーデスの邸宅でひとり暮らしていましたが、日本旅行へ行った際に、温泉宿で1人亡くなってしまいました。
菊枝の甥、大畑弦矢が菊枝の亡くなった後の手続きなどをロサンゼルスに行いに行き、菊枝の顧問弁護士のスーザン・モリーから驚くことを聞きます。
弦矢は、菊枝の娘レイラは27年前の6歳の時に白血病で亡くなったと聞いていたのですが、実は6歳の時に誘拐され行方不明のままだというのです。
菊枝の家では、菊枝が弦矢がきっと解決してくれるだろうと、様々なヒントを散りばめていました。
弦矢は私立探偵に調査を依頼し、事実を知ることとなります。
長めのストーリーでしたが、続きが気になりスラスラと読みました。
結末を知ると、菊枝のレイラを失ってからの27年はすごいもので、母親として芯が強くたくましい人だったのだなと感じました。
菊枝の暮らしていた、邸宅の庭や景色、こだわりの詰まった絶品スープなどが描写されており、ポンポンと頭にそれらが浮かび上がります。
そのため、その豪邸に行ってみたいな、スープ飲んでみたいなと思わずにはいられません。
美味しいスープが飲みたいなとここ最近思っていたため、今日は本に出てきたスープとは違うけれど、今まで作ったことのないスープを作ってみようと思います。
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