『生きてるうちに、さよならを』吉村達也

親友のお葬式で、亡くなった親友との絆を勝手に強調するような弔辞を読む人たちを不快に思い、生前葬をしようと考えていた主人公の本宮直樹。

生前葬についての計画を立てていたのですが、妻が重い病気にかかり、寿命が近いことを知ります。

妻に愛想をつかして、不倫を続けていましたが、突然愛情が湧いてき、女性として妻のことをほとんど知らなかったことを、死ぬ間際になって気が付きます。

新婚旅行でグアムに行ったとき、妻から言われた「結婚してくれて、ありがとう」という言葉の背景を、当時は何も考えなかったのですが、妻の過去に何かあったのかもしれないと考え始め、妻の過去を知ることとなり、衝撃のラストを迎えます。

 

 

美しい海の表紙に惹かれて読んでみたのですが、読んでみると感動系ではなく、ドロドロとしていました。

人生では、さよならを言えずに別れる相手の方が多いため、「一期一会を心から大切に」という言葉、響きました。

ページ数も少なく、スラスラと読める本でした。



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