『南極ダイアリー』水口博也
写真家でジャーナリストの水口博也さんが120枚の写真とともに、動物の氷の楽園から温暖化を考える本です。
ペンギンたちを中心に、極地に住む動物達を長年に渡り見てきたことで気づいたり、目に見える変化が記録されています。
まず南極半島の平均気温は50年で3度上昇し、地球上で最も大きく気温が上がった場所なのだそうです。
近年では棚氷が割れて、巨大な氷山が海に流れることが多くなっているのですが、その影響でアデリーペンギンの2万番いのコロニーで2羽の雛を残して全ての雛が餓死してしまう出来事が起こったことありました。
人間たちのせいでお腹を空かせて、たくさんの雛たちがなくなってしまったなんて悲惨すぎます。
温暖化ということが環境や動物たちの生態にどのような影響を与えるのかが具体的に書かれていてとてもわかりやすかったです。
この本を読んで、南極に行って、コウテイペンギンの赤ちゃんを実際に見に行ってみたくてたまらなくなりました。
とっても可愛くって可愛くって。
それに、何万番いといるペンギンのコロニーを見てみたい。
あとシャチも見たいなぁ。
けど、ツアーを調べてみたらとてもやっぱり高くってとてもじゃないけど行けるような値段ではなかったです。
けどやっぱりいつか行ってみたいですね。
可愛いペンギンの赤ちゃんたちのためにも、自分の暮らしを見直したいなと思います。
SDGs時代の環境問題については「脱プラスチックへの挑戦」という本もオススメです。
少し意識が変わる人が多いのではないかと思います。
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