『サヨナライツカ』辻仁成
航空会社のバンコク支店で働く、東垣内豊。あだ名は好青年で、婚約者の光子が日本にいます。バンコクで豊が1人で暮らしているという時点で心配な気持ちはとても大きいはずの光子ですが豊を信じ、結婚して側で妻として豊かの力になる日を…
航空会社のバンコク支店で働く、東垣内豊。あだ名は好青年で、婚約者の光子が日本にいます。バンコクで豊が1人で暮らしているという時点で心配な気持ちはとても大きいはずの光子ですが豊を信じ、結婚して側で妻として豊かの力になる日を…
死にたくって、月のような目を持つ魔王に食べてと何度もお願いする少女ミミズクと魔王のお話。 ファンタジー映画を1本見たような気分になりました。 なぜ食べて欲しいと思うのか理由を知った時には衝撃を受けましたが、ミミズクの純粋…
森田さんは植物療法士として活躍されているのですが、この本では女性のデリケートゾーンケアの必要性について書いています。 日本では馴染みがありませんが、フランスで、デリケートゾーンのケアは当たり前のようです。 森田さんの師で…
バンコクに住み3年が経つ恵子。恵子は王族の血を引き、内務省に勤めているサンスーンが買ってくれた家に住んでいました。 思い出のホテルである日本人男性と出会い、物語が急展開していきます。 登場人物の絡み合う人間関係や恋…
『ハグとナガラ』原田マハ 女ふたりたびの物語です。 前書きに文庫化された理由が書いてありました。 アートの仕事をしている時や、作家になってからもずっと旅をしてきたマハさん。 40歳になり、フリーランスになったところ、友人…
たくさんの言語で翻訳され、世界中で読まれているベストセラー小説なだけあり、とても良かったです。 唯一の肉親だった祖母を亡くし一人ぼっちになったみかげ。 祖母が通っていたお花屋さんでアルバイトをしていた雄一と祖母は仲が良く…
カバーをはずすとピンクで可愛かったのでトップの写真をピンクにしましたが、カバーはこんな感じです。 『地球に散りばめられて』の続編となります。 hirukoと同じ母国語を話すはずのsusanoo。 失語症ではないかと考…
中村哲さんは日本の医師で、アフガニスタンとパキスタンでハンセン病を中心とした貧民層の方々の診療に長年尽くされていました。 医師なのですが、干ばつが問題視されていたことから、井戸を掘り、用水路を作りたくさんの人々を救ったそ…
留学中に母国、鮨の国が消失し、ヨーロッパを点々としているhiruko。 ヨーロッパ大陸で生き抜くために独自の言葉を編み出します。 テレビ出演がきっかけで言語学を研究しているクヌートと出会います。 hirukoと同じ母語を…
マーコ・スタンリーフォッグは父親を知らず、幼い時に母を失くし、叔父と一緒に暮らしていました。 人類が初めて月を歩いた夏、大学生になって一人暮らしをしていました。 引越しの直前に、叔父から餞別として1000冊以上の本をもら…