『風と共にゆとりぬ』朝井リョウ
ネットに面白いと書いてあり気になり、読んでみたエッセイです。 自宅で声を出して笑っちゃいました。 朝井リョウさんという人物が独特の考えを持っていて、自分の心の中をユーモアたっぷりで教えてくれます。 文章の書き方や、フォン…
ネットに面白いと書いてあり気になり、読んでみたエッセイです。 自宅で声を出して笑っちゃいました。 朝井リョウさんという人物が独特の考えを持っていて、自分の心の中をユーモアたっぷりで教えてくれます。 文章の書き方や、フォン…
羊飼いの男性が山の奥地に命がけで進んでいき、迷い込んだ国「EREWHON(エレホン)」。 それはNOWHERE(どこでもない場所)を逆さに綴って生まれた言葉です。 その国は男性も女性も健康的で美しく、貧しそうな人でも身だ…
バリで育った主人公のさやか。幼い頃からバリの精霊を感じて育ち、モノが持つ記憶を感じ取ることができる不思議な能力を持っています。 余命の短い友人、悟の子どもが欲しいという願いを叶えるため、子どもを産み育てます。 夫で父とな…
本屋大賞2020年第2位の作品です。 余命がわずかとなり、人生の最後を瀬戸内の島のレモン島にあるホスピスで過ごすことを決めた33歳の雫。 そのホスピスでは毎週日曜日に、みんなのもう1度食べたい思い出のおやつをリクエストし…
VUCA(ブーカ)ワールドといわれる現代社会の動きが、正解を見つける能力より、自分なりの答えをつくる能力を育むことが大切になっていきているそうで、そのプロセスを学ぶことができます。 実際にアートをみて、アウトプットをして…
村上春樹さんの久しぶりとなる新作で、短篇集です。 個人的にチャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ、謝肉祭、品川猿の告白、ラストの一人称単数が特に面白かったです。 タイトルにもなっている一人称単数とは話し手(自分自身)…
コスメ業界で働く女性たちのストーリーです。 主人公の沙美は化粧品会社のPR担当として働き、キャリアを積んでいきます。 とても華やかでキラキラした世界なのですが、その裏側はドロドロ。 雑誌に掲載してもらうための売り込みや接…
親友のお葬式で、亡くなった親友との絆を勝手に強調するような弔辞を読む人たちを不快に思い、生前葬をしようと考えていた主人公の本宮直樹。 生前葬についての計画を立てていたのですが、妻が重い病気にかかり、寿命が近いことを知りま…
最近読んで面白かった本のご紹介です。 ロサンゼルス在住の菊枝・オルコット。 富豪の夫を亡くし,ランチョ・パロス・ヴァーデスの邸宅でひとり暮らしていましたが、日本旅行へ行った際に、温泉宿で1人亡くなってしまいました。 …
2020年の本屋大賞の大賞受賞作品です。 毎日公園でこども達を見ている、ロリコンと思われる19歳の大学生が、9歳の少女を誘拐し監禁したとされる事件が起こります。 実際は世間が思うような関係ではないのに、何年経ってもメデ…