『ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある』西野亮廣
お笑い芸人キングコングの西野さんのエッセイ本です。
現在オンラインサロン会員数は7万人で国内最大。
はねるのトびらなど、ゴールデン番組で売れっ子芸人だった西野さん。
テレビの世界から軸足を変え、絵本作家になるまでのことや、映画えんとつ町のプペルをみんなに届けるまでのことが書かれています。
日本中から笑われても、信じて前に進む姿は本当に勇気をもらいます。
文章も話しかけるように書かれているため、西野さんの想いがより伝わるように感じます。
そして西野さんの人柄が出ていてところどころ可愛いいのです。
目的を達成するためには、「報われない努力」を排除することや、アイデアを降って来るものではなく、掘り起こすものという考え方、ファンの認識などの考えがとても勉強になりました。
また、シナジーマップという自分の多数あるプロジェクトをマップにし、お金を生む場所や使う場所などを書き出してエネルギーを可視化したマップ。
西野さんのシナジーマップがまるで世界地図のように書かれています。
絵本や映画で、自分が作りたい物を作るための矢印がたくさんあり、オンラインサロンなどの売り上げをどのように使っているかがわかるのも面白いです。
映画「えんとつ町のプペル」を見に行きましたがとても素晴らしい作品でした。
とにかく映像が緻密に作り込まれていて美しく、えんとつ町の世界に入り込んだような錯覚に陥り驚きました。
西野さんの経験がベースとなっているため、夢を持っている人たちの背中を押すメッセージが詰まっています。
映画を見て、私も上を向いて自分の信じる道を進んでいこう!と想い胸が熱くなりました。
さいごに
実は、六本木の映画館で同じ時間に西野さんと一緒に映画を見ました。
エンドロール中にプペルが舞台に少し登場していました。
エンドロールが終わると、場内は拍手喝采。
そして西野さんが客席に向かいお辞儀をたくさんしていました。
後ろの席の人達にも届くように、さささっと階段を登り、何度もお辞儀をしていました。
感染予防のため、お話ができないので、人が集まらないように誰よりも早く退場されていました。
この姿も見て、すごい人だなぁと心から思いました。
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