『エレホン』サミュエルバトラー

羊飼いの男性が山の奥地に命がけで進んでいき、迷い込んだ国「EREWHON(エレホン)」。

それはNOWHERE(どこでもない場所)を逆さに綴って生まれた言葉です。

その国は男性も女性も健康的で美しく、貧しそうな人でも身だしなみに気を使っています。

しかしエレホン国ではどんな病気にかかるのも、とても不道徳かつ重罪とされてしまいます。

風邪をひいただけで投獄されることがあります。

なのでお元気ですか?といった挨拶が失礼にあたるのです。

また、機械を拒絶する国でもあります。

150年前にイギリスで書かれたディストピア小説なのですが、現代の社会にも通じるように思うので、150年前に書かれていたことに驚きです。

自分たちが生きている社会とは?について考えさせられる本でした。

 

芥川龍之介の小説などにも影響を与えた本だそうです。

それと、この本、装丁がカッコいいんです。

私は見た目で選んで買ってしまいました。

カバーを外すと、この額縁より大きな絵が描かれています。


気になる方はぜひ手にとってみてください。



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