『デザインはどのように世界をつくるのか』スコット•バークン
暮らしの中には、デザインされたもので溢れていて、誰もが何かしらのデザインをしています。
ノートルダム大聖堂の火災が止められなかったのも実はデザインのせいなのです。
様々な例をもとに学べ、デザイナーといわれる職種以外の方にとっても興味深い内容とだと思います。
デザインされたこの世の全てのものが、それを見た人全員にメッセージを送り、その人の気分、関心度、意思決定の仕方に影響を及ぼします。
「うまくデザインする」ことの目標は、誰かのために何かを改善すること。
何を改善しようとしているのか?誰のためにそれを改善しようろしているのか?適切な人々のために適切なものを確実に改善していけるようにするには、どうすれば良いか?といったことを繰り返しを考えることが重要であることを学びました。
また、ミス自体を起こりにくくするだけでなく、ミスが起きても問題ないようにデザインするということは、会社などの組織においても大切なことだと思いました。
ラストにはスコットさんお勧めの参考資料がたくさん紹介されているので、知識を広げていくのに大いに役立ちそうです。
この本を読んでから身の回りのものを見る目が変わり、自分自身でデザインする時も、意識が変わりそうな気がします。
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