『リラとわたし ナポリの物語1』エレナ・フェッランテ
1950年代のナポリの下町で生まれ育った2人の少女、エレナとリラ。
2人は小学校で出会った。
リラは、痩せっぽちで、反抗的で、荒ぶっているが、とても聡明であった。
聡明なリラに憧れ、リラを理解できるのはわたし(エレナ)だけだと、必死に勉強をして、対等の立場でいられるよう努力する。
様々なことを経験し、色んな感情を持ちながら少女へと成長していく2人の姿が細かく時系列で描がれれている。
ただ、冒頭では66歳になったエレナが登場しているので、二人の友情は、その後何年も続いていたということがわかる。
4部作構成なので、二人の関係を今後も見届けたい。
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