【ネパール】ビザ申請・両替・SIM購入・配車アプリ利用法・狂犬病対策・持ち物

Nepal-information

はじめてのネパール旅行。

現地の空気や街の雰囲気にわくわくしながらも、入国手続きや通信手段など、慣れないことに戸惑う場面もたくさんありました。

この記事では、戸惑ったことや、準備しておいてよかったことを、これから行く方の参考になればと思いまとめました。

目次
ビザ・入国
空港内で両替
空港内でSIMカード購入
配車アプリ
 PathaoとnDrive
 実際に使ってみた感想と注意点
 ネパール数字
 空港からホテルまでの料金例
ネパールの狂犬病事情について
持っていってよかったものリスト(ネパール編)

🛂ビザ・入国

ネパールへの入国には観光ビザが必要で、日本国籍の場合は、到着時に取得できる「アライバルビザ」が利用できます。

とはいえ、事前にオンライン申請しておくとスムーズ!

空港では「支払い」と「書類提出」だけで済み、手続きがぐっとラクになります。

入国の流れ

  1. ビザ料金支払いカウンターに並ぶ
  2. オンライン申請時の書類を提出
  3. 料金(30ドル)を支払う
  4. 領収書を受け取る
  5. イミグレーションカウンターへ進み、入国審査を受ける

カード払いできるカウンターは1列だけありましたが、使えないこともあるようなので、念のためUSドルの現金を持っていくのが安心です。

私はオンライン申請済みだったので、とてもスムーズに入国できましたが

オンライン申請を済ませて書類もちゃんと持っていたけど、なぜか空港で再申請を求められた…という話も聞きました。

ちょっと運まかせな部分もあるようなので、申請完了の画面や書類はしっかり印刷して持っていくのが安心です。

また、少し手間はかかりますが、事前にオンライン申請(または各国の大使館)でビザを取得しておく方法が一番確実かもしれません。

ただ、ビザの発行には数日かかるため、スケジュールに余裕を持って準備しておくのがおすすめです。

💰空港内で両替

カトマンズの空港では、日本円タイバーツもネパールルピーに両替可能でした。

ただし空港のレートはやや割高に感じたので、まずは必要最小限だけ両替し、残りは街中のレートを見てから判断しました。

私の場合、タメル地区で2回、ほんの少しだけ足りず、ナガルコットのホテルでも1回追加で両替しました。

📶空港内でSIMカード購入

sim

到着ゲートを出てすぐのところにある「Ncell」カウンターでSIMカードを購入しました。

この日はかなり混んでいて、きちんとした列はなく、カウンター前に人が押し寄せている状態

タイミングを見てぐいっと前に出る“がんばり”が必要です!

申し込みの流れ

  1. カウンターで申込用紙をもらう
  2. 用紙はカウンターの近くの空いているスペースで記入
  3. 用紙を提出して希望のプランを伝える
  4. 写真撮影、支払い
  5. 自分でSIMカードを差し替え

SIMカードの差し替え後は、すぐにネットが使えるようになりました。

証明写真を持参すると、写真代が割引に

証明写真を持参すると写真代が割引になります。

夫は家にあった余りを持参して割引に。
私は持っていなかったので、その場で写真撮影され写真代が上乗せされました。

確か50円程の小さな差ですが、余っている証明写真があれば持参をおすすめします。

🚕配車アプリ、ネパールで使える2大アプリ

nepal-taxi

Pathao(パタオ)

  • ネパールの電話番号が必要
  • 表示料金は仮で、最終確定は到着後(変更になることも)
  • 支払いは現金のみ(カード不可)
  • やや操作が遅め

inDrive(インドライブ)

  • ネパールの電話番号がなくても利用可能
  • 最初に表示される目安料金に対し、そのまま承認 or 自分で金額を提示して交渉が可能
  • 目的地によっては日本語で検索できる
  • 支払いは現金のみ(カード不可)
  • 配車されるのは普通車サイズの車が多め

実際に使ってみた感想と注意点

配車アプリはとても便利でしたが、いくつか現地ならではのポイントがありました。

  • ナンバープレートはネパール語表記!
     読めないので、アプリの車両情報をスマホでお互いに見せ合うと安心です。
     (車内にアラビア数字のプレートが貼られていることもあります)
  • ドライバーからは毎回電話が来る
     ネパール語でかかってくることが多いですが、待っている場所を伝えるだけでも大丈夫でした。
  • 旅の間は inDrive(インドライブ)をメインに使用
    車が捕まりやすく、Pathaoよりもスムーズに使える場面が多かったです。

ネパール数字

ネパール数字(デーヴァナーガリー)は以下のようになっています。

0123456789

事前にざっと見ておくと、ナンバープレート確認時に便利です!


空港からホテルまでの料金例

カトマンズ空港からタメル地区のホテルまでは、Pathao(パタオ)を利用しました。

料金はNPR 500(約526円/2025年6月時点)
※料金は距離や時間帯によって変わります。

🐕🐒ネパールの狂犬病事情について

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ネパールでは街中に野良犬が多く、カトマンズでは毎年、狂犬病を発症する人も出ているそうです

日中は道端で眠っている犬が多いですが、数頭で群れている姿も見かけました。

滞在中に現地のおばあちゃんが犬に噛まれている場面を目撃し、狂犬病のリスクが身近にあることを実感しました。

そのため、渡航前に狂犬病の予防接種について検討しておくことをおすすめします。

なお、予防接種をしていても、実際に犬に噛まれた場合は医療機関を受診し、追加のワクチン(暴露後予防)を受ける必要があります。

旅先では犬に近づかない・触らない・驚かせないといった、基本的な注意を心がけることも大切です

また、犬だけでなく猿も狂犬病の感染源となる可能性があるため、同様に注意が必要です。

monkey

不用意に近づいたり触ったりせず、十分気をつけてください。

万が一のためにも、海外旅行保険に加入しておくと安心です。

持っていってよかったものリスト(ネパール編)

  • 💵 USドル現金
    アライバルビザの支払いに必須!
    両替でも大活躍しました。
    ナガルコットのホテルではタイバーツは使えず、USドルがスムーズでした。
    少額紙幣で用意すると安心です。
    (日本円が使えたかは記憶があいまいです…)
  • 🖼 証明写真
    SIMカード購入時に使います。
    持っていると写真代が節約できるかも。
    わざわざ新たに撮るほどの金額差ではないです。
  • 😷 マスク・サングラス・メガネ
    カトマンズは排気ガスやホコリが多く、PM2.5の数値も高い日がありました。
    呼吸器や目の保護に必須アイテムです。
  • ☂️ 折りたたみ傘・レインコート
    雨季(6月)に大活躍!
    折りたたみ傘は必須。
    レインコートは念のため持って行きました。
  • 🧥 上着(ジャケットやカーディガンなど)
    ナガルコットは標高が高く、朝晩は肌寒いです。
    防寒用の上着があると快適に過ごせました。
  • 🧻 ポケットティッシュ・ウェットティッシュ
    公共トイレやローカル食堂で備え付けがない場合があります
  • 📱 SIMピン or クリップ
    SIMカードの差し替えに使います。
    ピンはたぶん用意されていたと思いますが、混雑した場所で探すのは正直大変!
    事前に用意しておくと安心です。
  • 🌐 オフラインマップアプリ
    MAPS.MEやGoogleマップのオフライン機能が便利。
    電波が弱い場所でも安心して道案内が受けられます。
  • 🩺 海外旅行保険
    犬に噛まれてしまった時や体調不良の時に安心。

さいごに

ネパール旅行は新しい発見と刺激にあふれた体験でした。

この記事が少しでも皆さんの旅の準備や現地での過ごし方のお役に立てたら嬉しいです。

安全に気をつけて、ネパールの旅が素敵なものになりますように・・・

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