カトマンズでは、旅の合間にいろんなグルメを楽しみました。
なかでも印象に残っているのが、ネパールの国民食「モモ(蒸し餃子)」の食べ比べ。
それぞれのお店ごとに味やスタイルが違って、食べ比べが楽しい!
この記事では、2025年6月に実際に訪れて食べたり飲んだりしたお店を、価格や感想とあわせてご紹介します。
バクタプルで訪れたチベット料理店や、名物ヨーグルト「ズーズーダウ」を食べたお店については、別記事にまとめています!
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目次
ネパール料理とチベット料理
ジャスパー レストラン & バー

ネパールに来て最初の食事は、タメル地区にあるこちらのお店。
Thakali Khana Setのチキンとベジタブル、そしてモモをいただきました。
タカリセットとは伝統的な定食セット。
チキンカレーや野菜、豆のスープ、漬物、ライスなどがバランスよく盛り付けられたネパールの代表的な家庭料理です。
いろんな味を少しずつ楽しめるので、初めてのネパール料理にもぴったり!
上記写真は、ベジタブルで、厚揚げ?がゴロゴロと入っていました。
プレートのあちこちに味のアクセントがあり、最後まで飽きずに楽しめます。
想像していたよりボリュームたっぷり!
スパイスの効いたカレーや蒸し餃子のモモが異国情緒を一層感じさせてくれました。


💰価格
Thakali Khana Set(チキンとベジタブル)、モモ、ビール、水などを注文。
合計 NPR 1,865(約2,160円/2025年6月時点)でした。
📍場所
Yangling Tibetan Restaurant

Googleマップの口コミを見ていると、ガイドブックにも掲載されている、有名店。
チキンのトゥクパとモモをいただきました。
トゥクパはチベット風のうどんスープ。
スープは優しめの味わいですが、唐辛子のようなスパイスが少し効いていたように感じます。
野菜も入っていて、意外とボリュームがありました。
こちらのモモは、餃子のような形で肉汁もたっぷり。


💰価格
チキントゥクパ2杯、モモ、マンゴーラッシーなどを注文。
合計 NPR 1,110(約1,166円/2025年6月時点)
📍場所
Paalcha Newari Kitchen

パタンにあるネワール料理が楽しめるお店。
モモやバッファローのセクワ、スパイスの効いたジャガイモ料理など、本場のネワール料理をたっぷり堪能しました。
中でも印象的だったのが、バッファローのセクワ。
噛みごたえがとにかくワイルド!
歯列矯正中の私には中々噛みきれず、飲み込むのが大変で「食道が破れる」かと思うほどの硬さ。
でも、そのぶんスパイスの風味がじわじわと口の中に広がり、クセになってくるのです。
ちょっと汚い表現で申し訳ないのですが、「ほっぺの中に隠しておいて、お腹がすいた時にまた噛みたい」くらい、後を引く味!
かつてスパイスが高級品だった時代もあるというけれど、この味を体験してみると、当時の人たちが夢中になった気持ちに、少しだけうなずける気がしました。
ですが・・・一緒に食べていた夫はそこまで感動していなかったので、完全に私の好みによる感想です。
この味付けなら、チキンのセクワもきっと美味しいんだろうなと思いつつ・・・お腹いっぱいで断念。
ちなみに、バッファローのセクワに感動しつつも、私が個人的に1番好みだったモモはこちらのお店でした。
とはいえ、お店のイチオシメニューはまさかの「スパイラルポテト」とのこと。
ネパール料理ではないけれど、せっかくおすすめしてくれたので食べてみました。
カレー味にちょっと飽きている時などにおすすめです!


💰価格
バッファローのセクワ、モモ、ジャガイモ料理、スパイラルポテト、水2本を注文。
合計950ルピーくらい(約1,100円/2025年6月時点)でした。
📍場所
モモ専門店
Everest Momo Center

カトマンズ市内に複数の店舗を展開する、人気のモモ専門店。
こちらのお店の特徴は、モモにパクチー入りのスープをたっぷりとかけて食べるスタイル。
他のお店でいただいたモモとはまったく違う味わいで、面白さがあります。
スープは後からかけてくれるので、パクチーが苦手な方は断ってくださいね。
私はパクチー苦手なので、断りました。
ちなみに、スープ自体は「めちゃくちゃパクチー!」というよりは「やっぱりパクチーだよね」という感じの風味。
パクチー苦手な私にはスープなしの方が美味しく食べられました。
飲み物は、お水だとテーブルにあるボトルを、回し飲みするようでした。
衛生面が気になる方はコーラなどを注文するのがオススメです。


💰価格
10個でNPR 140(約160円/2025年6月時点)。
📍場所
Newa MoMo Restaurant

こちらは、ちょっと変わり種のモモが楽しめるお店。
私が選んだのは、チョコレートモモ。
まさかのスイーツ系モモです。
驚いたのは、生地のもちもち感!
「この生地なら、他のモモも絶対おいしいはず!」
と思ったのですが、すでにお腹は限界。
泣く泣く断念しました。
お店は、路地の奥まった場所にひっそりと佇んでいます。
店内には、5色の祈祷旗・タルチョがたくさん飾られていて、雰囲気もたっぷり。
まるで小さなチベットに迷い込んだような、不思議な空間でした。


💰価格
価格は忘れてしまいましたが、Googleマップに掲載されているメニュー表ではチョコレートモモは200ルピー(約230円/2025年6月時点)。
今回訪れたお店の中では、ちょっぴり高めの価格帯かもしれません。
📍場所
ブッダアイズを望むカフェ
Himalayan Java Coffee

朝食に訪れたのは、ボウダナート・ストゥーパの敷地内にあるカフェ。
ブッダアイズを間近に望める席があり、ストゥーパを眺めながら過ごす時間は、とても特別なものでした。
「Himalayan Java Coffee」は、カトマンズの街中でもよく見かけるローカルコーヒーチェーン。
メニューは欧米風で、ネパール料理に少し疲れてきた頃のリフレッシュにもぴったりです
ヒマラヤ産の紅茶などもあり、旅の合間にも、ほっと一息つける場所でした。


💰価格
White Prakash Tea(Half Teapot)、Brewed Coffee(V60)、Jaba’s Big Breakfastを注文し、
合計NPR 1,455(約1,695円/2025年6月時点)。
観光地価格ではありますが、ロケーション代込みと考えれば納得。
📍Himalayan Java – Boudhha
※ストゥーパの敷地内にあるため、入場には NPR 400(約466円/2025年6月時点) のチケットが必要です。
ラッシー
Makaha Mitho Lassi

広場散策の合間には、ダルバール広場のタレジュ寺院すぐ近くのラッシー屋さんへ。
ネパールのラッシーには、砕いたナッツやドライフルーツがたっぷりトッピングされていて、飲むだけでなく食感も楽しめるのが特徴です。
ラッシーは濃厚でコクがありながらも甘すぎず、ダルバール広場の散策で歩き疲れた体にぴったりでした!

💰価格
NPR 60(約70円/2025年6月時点)
📍場所(ダルバール広場近く)
Soil Pot Tea House

こちらも、ダルバール広場近くにあるラッシー屋さん。
テラコッタカラーの、素焼きの土器でいただけます。
冷たいラッシーの美味しさをより引き立ててくれるような、雰囲気たっぷりの一杯。
ちょっと特別なご当地ドリンク体験にぴったりでした。

💰価格
NPR 120(約130円/2025年6月時点)
📍場所(ダルバール広場近く)
チャイ
Mama’s Tea Shop

ダルバール広場近くで見かけた、小さなチャイ屋さん。
通りがかりにふと目に入り、その雰囲気に吸い寄せられてしまいました。
程よいスパイスのクセと、ミルクのまろやかなコクと、程よい甘さが絶妙。
一口ごとにほっとする味わいでした。
チャイを煮出している様子を目の前で見られるのも楽しく、なんだか特別な一杯に。
お店の前には小さな椅子が並んでいて、地元の人たち?に混じって並んで座りながらいただくのも、いい思い出になりました。
熱々のチャイは、持ち手のないガラスコップで提供されるので、最初はちょっと熱くて持つのが大変!
でもそれも旅の楽しさのひとつです。


💰価格
NPR 30(約35円/2025年6月時点)。
📍場所
さいごに
香り高いスパイス、モモのもっちりとした皮の食感、熱々のチャイ、甘くて濃厚で食感も楽しいラッシー。
どれもが異国ならではの味わいでありながら、不思議とほっとする瞬間もあって、心と体にじんわり染み込んでいくような美味しさでした。
特にモモは、お店によって味もスタイルもまったく違っていて、何軒も食べ比べてみて正解!と感じた食べ物のひとつです。
ネパール料理ってどんな感じ?と気になっている方や、カトマンズを旅する予定のある方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
今回ご紹介したお店をどんなタイミングで訪れたかなどは、旅行全体のスケジュールをまとめたこちらの記事に記載しています。




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