『新世界より』貴志祐介

1000年後の日本が舞台となったダークな?ファンタジー小説。

呪力を持つ世界で、子ども達は学校で呪力の様々な技を学んでいましたが、秘密にされていた歴史を知ることになります。

架空の動物や虫がたくさん出てくるのですが、描写が詳細で本当に存在しているんじゃないかなと思ってきます。

グロテスクな描写もありますが面白く一気に読んでしまいました。

上・中・下巻の分厚目の3冊でどっぷりと世界観に浸れます。

読んでいる期間は自分も呪力が使えるんじゃないかと思ってました。笑

 

人間はつくづく自分勝手な生き物だなと思うストーリーでした。

主人公は大切な人をたくさん失うので、とても悲しいですが、極限状態の中でも強く闘っていく姿がカッコよかったです。



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