【スリランカ】Day4|映画のワンシーンのような列車が駆け抜ける絶景と、静まり返るお正月のコロンボ
スリランカ滞在の最終日は、エッラの絶景スポット・ナインアーチブリッジからスタート。
早起きして列車が通過する瞬間をカメラに収めることができました!
この日はちょうどスリランカのお正月。
エッラではカフェで伝統的なお菓子をふるまってもらうという嬉しい体験もありました。
一方、首都コロンボではほとんどのお店が閉まっていて、街は静かな雰囲気に…。
そんなスリランカの特別な1日をお届けします。
スリランカ旅行(3泊5日)全体のスケジュールについては、こちらの記事をご覧ください。
🕘 4日目のスケジュール
6:00 | ナインアーチブリッジのビューポイントに到着 |
7:30 | 朝食「The Barn by Starbeans」 |
8:30 | 送迎車ピックアップ エッラからコロンボのFort Railway stationへ |
13:45 | Fort Railway station到着 |
14:10 | 「ジャミ・ウル・アルファー・モスク」 外から見学 |
15:00 | ティータイム 「t-lounge by Dilmah – Chatham Street ️」 |
16:30 | 夕食「Ministry of Crab」 スリランカ名物マッドクラブ(泥蟹) |
17:45 | 「One Galle Face Mall」 コロンボ最大級のショッピングモール |
19:00 | Fort Railway stationで荷物をピックアップ |
20:10 | バンダラナイケ国際空港到着 |
23:15 | バンダラナイケ国際空港発 |
📸6:30の列車が通過!ナインアーチブリッジへ早朝ハイキング

6:30の列車がナインアーチブリッジを通過するのを見るために早起きし、念のために6時にはビューポイントに到着できるようホテルを出発。
約15〜20分のハイキングコースを進み、ビューポイントに到着。
この日、実際に列車が通過したのは6:37でした。
橋の上をゆっくりと列車が通過していく姿は、本当に感動的で映画のワンシーンのよう…!
エッラを訪れるなら、この景色はぜひ体験してほしいです。
ビューポイントには親切にも、列車の時刻表が掲示されていました。

場所
ナイン・アーチズ・ブリッジ・パス(Nine Arches Bridge Path)

宿泊していたホテル「BBQ HUB」から徒歩でアクセス。
この看板の矢印に従って、狭くて急な階段を降りて進んでいきました。
🧨爆竹の音と伝統菓子で迎えたスリランカの新年の朝

列車を見た後はそのまま「The Barn by Starbean」に朝食を食べに。
この日はちょうどスリランカのお正月、
シンハラ・タミル・ニューイヤー(Sinhala and Tamil New Year)」の日。
スリランカでは毎年4月中旬に太陽が魚座から牡羊座へ移動するタイミングで新年を迎える、仏教徒とヒンドゥー教徒にとっての大切な祝日です。
夜中じゅう爆竹が鳴り響いていて、毎時間のように目が覚めてしまい、少し寝不足気味の朝でしたが、カフェに着いてメニューを見ていると、気分も上向きに。
ココナッツフレンチトーストとエッグベーコンクロワッサンを注文しました。
料理を待っていると、スタッフの方が「今日は新年だから」と、伝統的なお正月のお菓子をふるまってくれました。
揚げ菓子やココナッツ風味のお菓子など、いろいろ並んでいて、「どれも気になる! 全部食べたい!」という気持ちをぐっとこらえて、少しだけいただきました。
素朴ながらも、ココナッツの香りがふわっと広がる優しい味で、どれもとっても美味しかったです。
届いた料理は、どちらもボリューム満点。
特にフレンチトーストは、しっかり染み込んでいて、ふわとろ。
ほんのり甘く、ココナッツの風味が絶妙で、ぺろりと完食してしまいました。


価格
フレンチトースト、エッグベーコンクロワッサン、セイロンブラックティー、マンゴージュースを注文。
合計 LKR 5,500
場所
🚕車でエッラからコロンボへ
朝食後は急いでホテルに戻り、チェックアウトを済ませ、事前に予約していた送迎車でコロンボへ出発。
山道をくねくね、坂道を下ったり、登ったり。
車酔いしやすいので、酔い止めの薬を服用しました。
景色が美しく、車窓から眺める緑豊かな丘や茶畑、雲海が目を癒してくれます。
8:30にエッラを出発し、途中ドライバーさんがのランチタイムもはさみつつ、13:45にコロンボの鉄道駅に到着。所要時間はおよそ5時間15分でした。
👜コロンボ到着、駅で荷物を預ける

コロンボでは宿泊せず、この日は夜まで市内観光する予定です。
空港に行って荷物を預ける案もありましたが、観光スポットが駅の近くに集中しているため、駅のクロークに荷物を預けることに。
実は、エッラのホテルから空港へ直接向かう送迎車の方が安かったのですが、このルートの方が結果的にとてもスムーズで、観光もしやすかったです。
駅のクロークはロッカー式で、自分で南京錠をかけるスタイル。
南京錠などの鍵を持参するのをお忘れなく!
料金は前払いで、引き取りに来る時間を聞かれ、引換券を受け取ります。
価格
忘れましたが良心的な価格でした。
場所
Fort Railway station
外から直接クロークに入れます。
🕌 赤と白のモスク見学 !ジャミ・ウル・アルファー・モスク(Jami Ul-Alfar Mosque)

コロンボ市内の中心部、ペター地区にある「ジャミ・ウル・アルファー・モスク」は、赤と白のストライプ模様が目を引く、まるでキャンディのような外観のモスク。
ユニークな外観は、観光客にも人気のフォトスポットです。
イスラム教徒以外は内部に入れないため、外からの見学のみでしたが、異国情緒たっぷりの美しい建築に思わず見入ってしまいました。
スリランカでは、人口の約70%が仏教徒で、インドと地理的に近いにもかかわらず、ヒンドゥー教よりも仏教が主流というのが特徴です。これは、仏教が紀元前3世紀ごろにインドからスリランカに伝わり、王族の庇護のもと国の宗教として深く根づいたから。現在も、上座部仏教が人々の生活の中に色濃く息づいています。
一方で、イスラム教徒は全人口のわずか10%ほど。それでもこのように立派なモスクが街のランドマークとして存在しているのは、多様な宗教文化が共存するスリランカならではの魅力かもしれません。です。
🫖紅茶タイム

スリランカを代表する紅茶ブランド「ディルマ(Dilmah)」が展開するカフェ「t-lounge by Dilmah – Chatham Street ️」で、ゆったりとしたティータイムを楽しみました。
落ち着いた店内では、紅茶の香りに包まれながら過ごすことができます。
注文から提供までに少し時間がかかるため、時間に余裕をもって訪れるのがおすすめです。
お手洗いを利用したいときは、店員さんに声をかけるとチケットがもらえます。
それを使えば、無料で利用できましたが、トイレットペーパーはなかったと思いますので、お忘れなく!


価格
アイスティー、ホットティー、アールグレイチョコレートケーキを注文。
合計 LKR 3960
場所
🍽旅の最後のディナーは「Ministry of Crab」へ!

スリランカ名物のカニを豪快に味わえる、大人気のレストラン。スタイリッシュな店内も魅力です。
実はこのお店、バンコクにも支店があり、以前から気になっていましたが、やっぱり本場コロンボで味わって正解!
「バンコク店にも行ってみたい!」と思うほど、感動の美味しさでした。
ちなみにバンコク店のメニューを見てみると、使用されているカニの種類がサイズによって異なるようです。
小さめサイズにはタイ産のカニが使われていて、大きめサイズにはスリランカ産のカニが登場。
今回私たちは2人で“ラージサイズ(約900g)”をシェア。バンコクでこのサイズを注文するとタイ産のカニになるそうなので、やっぱり本場スリランカでスリランカ産のカニを味わえてよかったなと実感しました。
味付けは名物の「ペッパークラブ」をチョイス。
少しピリッとした黒胡椒の香りがクセになる美味しさです!


価格
カニ(ラージサイズ900g)、アボカドクラブサラダ、貝料理、ガーリックトースト、水を注文。
合計 USD 129(アメリカドル)
場所
🛍コロンボ最大級のショッピングモール「One Galle Face Mall」へ
飛行機の時間まで少し余裕があったので、海沿いにある大型ショッピングモールへ立ち寄ってみました。
海外ブランドやローカルショップ、カフェにスーパーマーケットまで揃っていて、とても便利!
旅行の最後に、ちょっとしたお土産を探すのにもぴったりなスポットでした。
場所
さいごに
3泊という短い日程でしたが、移動を重ねながらもスリランカの雄大な自然にふれ、心に残る素晴らしい旅となりました。
現地で出会った人々はとても親切で、親日的な温かさにもたびたび触れることができ、心がほっこりする場面もたくさん。
慌ただしさの中にも、スリランカならではの魅力と優しさをたっぷり感じることができ、大満足の旅でした。
次回は、スリランカで購入した、紅茶やアーユルヴェーダアイテムなど、お土産をご紹介します。
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