【スリランカ】Day3|憧れの絶景の中を走る紅茶列車でキャンディからエッラへ!

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【スリランカ】Day3|憧れの絶景の中を走る紅茶列車でキャンディからエッラへ!

スリランカ旅のハイライトともいえるこの日は、ずっと憧れていた「世界一美しい列車の旅」へ。
緑あふれる高原地帯を、のんびりと走る紅茶列車に揺られて、キャンディからエッラへ向かいます。

紅茶列車って?
「スリランカの紅茶列車」とは、スリランカの高原地帯を走る列車のことで、特にキャンディ(Kandy)〜エッラ(Ella)間の路線が有名です。これは、紅茶畑が広がるセイロンティーの名産地ヌワラエリヤ(Nuwara Eliya)周辺を通るため、そう呼ばれることがあります。

この記事では、3日目の旅の様子はもちろん、
実際に乗った列車の雰囲気、座席選びのポイント、列車撮影のコツなどもご紹介します!

スリランカ旅行(3泊5日)全体のスケジュールについては、こちらの記事をご覧ください。

🕘 3日目のスケジュール

8:47キャンディ駅発(実際は9時過ぎに出発)
16:20エッラ駅到着
16:40ホテル「BBQ HUB」チェックイン
17:10街歩き&お土産探し
18:00夕食「Ufo 」でスリランカ料理
19:30食後のデザート「Ak Ristoro」

🚞 紅茶列車の旅車窓からの絶景に感動

kandy station

キャンディ駅に到着。
掲示板を見ても、どのホームに電車が到着するのかがわからず、駅員さんに教えてもらいました。
ホームで待っていると、出発前に駅員さんが現れ、チケットを確認しながら「もっと前の方ですよ」と乗客たちを丁寧に誘導していました。

8:47出発予定の列車が出発したのは、少し遅れて9時過ぎ。
ここから約6〜7時間、スリランカ旅のハイライトともいえる“紅茶列車の旅”が始まります。

車窓からは、緑まぶしい紅茶畑、深い渓谷、のどかな村の風景が次々と広がり、時間を忘れてしまうほど。列車がカーブを描くたびに、開け放たれたドアから見える大自然のパノラマに心を奪われます。

私たちが乗った車両は、窓の上部が少しだけ開くタイプだったため、景色を堪能するためにときどきドア付近へ。
トンネルや木の枝にぶつからない様に注意しながら、そっと外の景色をのぞき込んでいると、スリランカ人の男性が「危ないときは教えてあげるから安心して」と声をかけてくれ、私が落ちないように手で支えてくれる場面も。そんなやさしさに触れ、心まで温かくなりました。

同じ車両にはスリランカ人の大家族や、欧米からの旅行者も乗っていて、旅の途中にはお菓子を交換したり、笑い合ったり。列車のゆったりした時間の中で、国境を越えたふれあいが自然に生まれる——そんな体験も、この旅を特別なものにしてくれました。

🎟 紅茶列車のチケットはオンラインで事前予約

紅茶列車のチケットは、旅行前にツアー会社を通じて事前予約しておきました。
本当は観光客に人気のエラ・オデッセイ(Ella Odyssey)に乗りたかったのですが、すでに完売…。
そのため、座席が確保できたのは高額なチケットのみでした。
それでも、乗車の3日前に予約した時点で他の選択肢がなかったこと、そしてその日に絶対に乗りたかったという理由から購入を決断。

私たちが乗ったのは
1005番列車の1等車で、1人2,979バーツ(約12600円)
乗車前日には、ホテルに乗車券を届けてくれるサービスもついていました。
観光列車ではないと思うのですが、1スポットだけ停車して写真撮影タイムがありました。
特にアナウンスなどはないのですが、しばらく停車していたため写真撮影のための時間だったのだと思います。

紅茶列車はかなり人気です!
旅行スケジュールが決まったら、早めに予約しておくのがオススメ!

💺座席を指定できるなら、どっちがおすすめ?

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キャンディ発・エッラ行きの列車に乗った私たちは、たまたま左側の席でした。
実は、一般的には「左側の方が絶景が楽しめる」と言われているこの区間。
特に、ヌワラエリヤ(ナヌオヤ駅)を過ぎてからは、左側に広がる壮大な景色に魅了される人が多いようです。

実際に乗ってみて感じたのは
ヌワラエリヤまでは右側の景色も見逃せない!
開けた谷や紅茶畑が続き、大自然の迫力を感じられるのはむしろ右側かも?と思う場面も多々ありました。
そのため、もし座席を選べるなら個人的には

  • 前半(キャンディ〜ナヌオヤ)重視 → 右側
  • 後半(ナヌオヤ〜エッラ)重視 → 左側

ですが、どちらにも魅力があり、途中で座席を変えるのは難しいと思います。
なので、行きと帰りで座席を変えるのがおすすめです!
ちなみに、私たちのように片道でキャンディ〜エッラまで通しで乗る場合には、やっぱり左側がベストかなと感じました!

Tea Train

Tea Train

Tea Train

📸列車がカーブを描く瞬間に撮影をしよう

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列車がカーブする瞬間は、先頭車両や後方車両が美しく連なったシルエットを写真に収めるチャンスです。
ただし、いつカーブに差しかかるかは分かりづらく、タイミングを逃してしまうことも。
そんな時は、あらかじめ地図アプリなどでルートを確認し、どのあたりでカーブがあるかチェックしておくのがコツ。
事前に準備しておけば、絶好の瞬間を逃さず、車体全体が映る写真を撮ることができます。

🚞 キャンディ〜エッラの標高と気圧の変化

キャンディからエッラへ向かう列車旅では、標高が大きく変化します。

  • キャンディ駅:標高約500m
  • ナヌオヤ駅(ヌワラエリヤ最寄り):標高約1,600m
  • エッラ駅:標高約1,000m

キャンディ駅からナヌオヤ駅まで、標高差は約1,100m。
そのため、列車に乗っていると持って来ていたポテトチップスの袋が膨らんでいました!
そのことで「高地に来ている」ということを実感しました。

🛺エッラ駅からホテルまでの交通手段

キャンディ駅を9:00過ぎに出発し、16:20頃にエッラ駅に到着しました。
約6時間20分の列車の旅。
エッラ駅で PicMe を使ってみましたが、なかなかトゥクトゥクが捕まらず…。
他の観光客も駅前でドライバーと交渉していました。
歩ける距離だったので、徒歩でホテル「BBQ HUB」へ向かい、無事チェックインしました。
ホテルへ向かう道には急な坂道もあったので、歩きやすい靴がオススメです!

🛍エッラ街歩き&お土産やさん巡り

エッラの街は、欧米人の観光客で賑わっていて、とても活気があります。
おしゃれなカフェやレストラン、お土産屋さんがたくさん並んでいて、短い時間の散策でしたが楽しい時間が過ごせました。
スリランカの有名な紅茶ブランド バシラー(Basilur) で紅茶を購入しました。
試飲はできませんでしたが、ホテルの朝食で飲んだ紅茶が美味しかったので、ぜひお土産として買ってみたかったんです。

🍽「Ufo 」でスリランカ料理を楽しむ

ufo

この日の夕食は、エッラにあるおしゃれなレストラン「UFO」へ。
観光客に大人気のスタイリッシュな空間で、カジュアルにスリランカ料理が楽しめます。

私たちは、スリランカのローカルフード「コットゥ」と、スリランカ風チキンビーフンを注文。

コットゥは、ロティという薄いパンを細かく刻み、野菜やお肉と一緒に鉄板で炒めたスリランカの定番料理。香ばしくて食欲をそそる一品です。
一方、チキンビーフンはどこか中華風の味付けで、日本人にも親しみやすい味。
スパイス感は控えめで、ちょっと一息つきたいときにもぴったりのメニューでした。

このほかにも、パスタやピザなどのウエスタン料理もそろっているので、スリランカ料理に少し疲れたときにも利用しやすいお店です。

店員さんがとてもフレンドリーで、丁寧に接客してくれたのも印象に残っています。

価格

コットゥ、チキンビーフン、ビール、キングココナッツを注文
合計LKR 4,730

場所

🫖「Ak Ristoro」でティータイム&軽食を楽しむ

aki

メインストリートから少し離れた静かなエリアにある「Ak Ristoro」は、落ち着いた雰囲気が魅力のレストラン。
宿泊していたホテルからも近く、ふらっと立ち寄るのにちょうど良い距離感でした。

ここでは、セイロンティーと一緒に、スリランカの伝統的なスイーツ「カード&トリークル」をいただきました。
カードは水牛のヨーグルトで、黒蜜のようなコクのあるシロップ“トリークル”と一緒に食べるのが定番スタイル。さっぱりしながらも満足感のある味わいです。
さらに、小腹がすいていたので唐揚げも注文。
実はこのお店、和食のメニューもあるのです。
ジューシーでカリッと揚がった唐揚げは、日本風でありながら、スリランカらしさも感じる味付けでした。

Googleマップの口コミを見ていると、なんと、オーナーさんは日本の方なのだそう。
訪れた時はいらっしゃらなかったように思うのですが、ぜひお話ししてみたかったと思うような、温かい雰囲気のお店でした。

場所

さいごに

スリランカらしい景色と空気をたっぷり味わえた3日目は、旅のハイライトのひとつになりました。

そして次回はいよいよスリランカ最終日。
朝は、あの有名なナインアーチブリッジを通過する列車を見に行き、午後はスリランカの首都コロンボへ移動します。
ちょうどこの日は、スリランカのお正月にあたる特別な日。
街の雰囲気などもお届けしています。

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