タイのバンコクから、日帰りで行けるリゾート地、パタヤにある建築中の木造建築物があるのをご存知でしょうか?
現在も建築中ということからアジアのサグラダファミリアとも言われているようです。
サグラダファミリアと言われてるなんてすごい!見て見たい!
と思い行ってきたのですが、とても素晴らしかったです。
神々の像が建物全体を装飾しており、写真で見ていたよりも迫力があり、感動しました。
また建設風景が見られるのも面白かったですので、魅力や見どころなども含めご紹介していきます。
『サンクチュアリ オブ トゥルース』タイのサグラダファミリア?建築中の木造建築物
パタヤ湾とナクルア湾の間に位置しており、あいにくの曇り空でしたが、海に木の建物が映えます。
空に突き抜けていきそうな神がとても神秘的に感じました。
この写真を撮影している場所の横にはレストランが併設されていて、とても眺めが良さそうでした。
階段を降りて、建物の方へ向かいます。
建物に入る前に作業場へ行ってみました。
こちらは模型で、確か1/10スケールだったかと思います。
釘を使わずに建築されているため、その技術の紹介がありました。
すごいですよね。
建物はほとんどが木造でできており、その残りはコンクリートで土台にコンクリートが使用されているようです。
木はマホガニーなどの3種類を確か使用していたかと思います。
実際に作業風景を見られるのが、とても面白かったです。
大きいけれど、細かい作業で彫られていく様子は感動します。
こちらの木もこれから装飾されていくのでしょうね。
建設の始まりはタイのお金持ちの人だそうで、1981年から開始されたそうです。
ご本人はお亡くなりになられているようですが、現在はお子さんが意思をついで完成を目指しているようです。
確か2050年か50年後(今書いているのは2019年です)の完成を目指しているそうです。
建物内に足を踏み入れると、荘厳な雰囲気に息をのみます。
光が差し込んでいる部分がとても神秘的です。
水の神や火の神、風の神、大地の神が表現されたりもしていました。
建築と修繕を繰り替えしているようで、そういうことも含めて人間の生き様などを表現しているそうです。
実際に、高い場所から眺めているところの写真は骨組みがありましたが、写真で見ていた時は骨組みがありませんでした。
また右側と左側では木の劣化具合が全然違います。
これだと本当に完成する時がくるのかな?と思ったりもしますよね。
きっと海が近いこともあり、劣化してしまいやすいんでしょうね。
建物内もまさに建設中といった様子の場所もありました。
驚いたのは、建物の外側にはエレベーターが設置されていたことです。
車椅子の方や高齢の方なども見学しやすいようにと工夫されていてすごいなと感じました。
エレベーター自体に装飾が施されていてとても豪華な印象です。
中のボタンはいたってシンプルで、上下に動くスピードもゆっくりめでした。
エレベーターを遠目から見てみると、とても溶け込んでいるのがわかります。
上の階にあるエレベーターへ進む扉です。
こういったところにも釘を使わない技術が組み込まれています。
タイらしいお花の飾りのプランマーライも装飾されていて可愛かったです。
仏教とヒンドゥー教の神々が建物全体に装飾されており、色々な哲学的をミックスして独自の思想を表現されているようです。
また、家族や人々への愛、自然への愛、地球上の生物はみんな共存しているのだということについても表現されているようです。
敷地内ではゾウ乗り体験や乗馬もできるようです。
敷地への入り口には馬車があったり馬やヤギがいました。
この馬、柵におしりをこのままずっとフリフリしていました。
かゆかったのかな?
ホロホロ鳥が通路を普通に歩いていました。
4羽が一緒に歩いてる姿が可愛かったです。
場所
行きはGrabタクシー で行くか、ソンテウチャーター、バイクタクシーで行く選択肢となります。
パタヤのタクシーはメーターを使ってくれないので、普通のタクシーは値段がかなり高くなってしまうと思います。
帰りはタクシー か、バイクタクシー、ソンテウの方法になるかと思います。
敷地からグラブタクシーを呼んではいけないようで、料金の価格表がありましたので掲載しておきます。
多分、Grabタクシー とそれ程値段は変わらないかと思います。
さいごに
建設中であるため、ヘルメットをかぶって見学する必要がありますが、見学中は暑かったりもするので、時々ヘルメットを脱いでもいいとのことでした。
写真を撮ったりする時も脱いでも大丈夫でした。
ただ、何かあってからでは遅いので、なるべくきちんとかぶっておく方が良さそうではあります。
ヘルメットをかぶって上を見上げると、ヘルメットが落ちそうにもなるので気をつけてくださいね。
カメラを上へ向けた時に何回もヒヤヒヤしました。
女性の方はヘルメットがかぶりやすいヘアスタイルにするなど、ちょっぴり気をつけたほうが良さそうです。
コメントを残す