『薔薇のなかの蛇』恩田陸
ブラックローズハウスという薔薇をかどって建てられた由緒ある館で、主のオズワルドの誕生日パーティが行われる事となり、たくさんの人を館へ招待します。
実はオズワルドは脅迫されており、そんななか、事件が次々に起こっていきます。
謎めいた日本人女性のリセと、オズワルドの息子のアーサーが醸し出す雰囲気や、館に隠されていたからくりなど、ゴシック風の世界に引き込ませられるミステリーでした。
恩田陸さんの作品の蜂蜜と遠雷を読んだことがあったのですが、全然違った雰囲気で驚いたのですが、どうやらこちらはリセシリーズというもので、いくつか作品があるようです。
他の作品も読んでみたいです。
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