『宇宙からの帰還』立花 隆
ジャーナリストの立花さんが、宇宙から地球を見た事があるという特殊な経験した人には、一体どんな変化がもたらされるのか、12名の宇宙飛行士たちにインタビューをしています。
宇宙飛行士になるまでの経緯や、宇宙から帰還した後の事、宇宙とは、地球とは、神とは、人間とはなど、かなり深い部分まで掘り下げています。
とても丁寧にインタビューを行い、描き出されているんだなと感じらました。
そして宇宙に行くと、やっぱり変化するものがあるのだという事がわかりました。
上下、縦横、高低のない世界。
地球から離れるに従って、地球はますます美しくなるのだそうで、あの美しさは障害に渡って忘れる事がないだろうと。
様々なことが起こっているのはあの地球上で全て繰り広げられているのだという感覚。
ほんといつか行って見たい。
宇宙から地球を見てみたい。
生まれ変わったら宇宙飛行士を目指してみたいですが、宇宙飛行士は家庭をかえりみる暇がないそう。
天文学、航空工学、航空力学、ロケット推進、コンピューター、通信工学、数学、地理、高層大気圏物理学、宇宙空間物理学、環境制御、医学、気象学、誘導制御、宇宙航法、地質学、岩石学、鉱物学、などなど、それぞれの科目を何十時間も学ぶ必要があるようです。
けどやっぱり宇宙って憧れる。
みんな漠然と憧れを抱いているのではないでしょうか。
宇宙系の本だとこちらも面白かったです。
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