『東大教授が教える 知的に考える練習』柳川範之
人工知能(AI)が発達し、人間としての強みを発揮するには、考える力を養っていくことが、今後よりいっそう重要になってきます。
情報が大量に流れている時代の中で、情報処理というのも大切となります。
この本では、良い頭の使い方、情報処理の仕方について、わかりやすく書かれています。
以下では、学んだことを簡単に書いています。
・頭の中にいい情報が集まるように、好きな事や、興味のあることに広く「網」を張ることが大切。
頭の中に網を張るためには、問題意識が必要とされます。
・意図的に自分とは別の分野の人と会うこと。
・好奇心があるから始めるというよりも、やっているうちに好きになり、好奇心が湧いてくるので、好奇心を育てていくこととも大切。
・具体⇄抽象の双方向のトレーニングが重要。
具体的なものを抽象化するクセ身につけることも重要で、抽象化するクセの付け方
①幹をつかむ・・・一言で簡単に表現してみる。ただ、重要だと感じるポイントもさまざまな側面が考えられる。多様な側面に注目する癖をつけることが重要。
②共通点を探す・・・幹の部分について共通点がないか探し出す。全く違うように見えるものでも、この点では共通点があると整理できるようになり、情報を抽象化することにつながる。
③相違点を探す・・・一見同じようなことに見えるこに違う点を探し、同じようなことが起こったのはなぜかを考える。
考える力が弱いので、考える力を養っていきたいと思いました。
クセを頑張ってつけよう。
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