村上春樹さんの久しぶりとなる新作で、短篇集です。
個人的にチャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ、謝肉祭、品川猿の告白、ラストの一人称単数が特に面白かったです。
タイトルにもなっている一人称単数とは話し手(自分自身)のことです。
なので…
どれも不思議なことが起こるストーリーでしたが。
村上春樹さんが実際に体験したことなのかな?
村上春樹さんなら本当に体験していそうと思ってしまいました。
色んな角度から色んな自分をみているように感じた作品でした。
私はどっぷりと世界感に浸れる長篇が好きなので、次回作はいつかなと今から楽しみです。
村上春樹さんの第一作目となる『風の歌を聴け』について紹介している記事を書いています。
気になる方はこちらから読んでみてください。
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