『満月珈琲店の星詠み』望月麻衣
満月の夜にだけ現れ、マスターや店員さんがネコの不思議な珈琲店。
お客さんは飲みたいものや食べたいものを注文できず、店員さんが選んでくれます。
その選ばれるドリンクやスイーツのイラストが描かれているのですが、とても美味しそうで素敵なんです。
読みながら本当にこんなのがあったら見てみたい、食べてみたいと思いました。
スランプ中の人など、悩める人たちをマスターが占星術で星の動きを詠み、アドバイスしてくれます。そして良い方向に進んでいくストーリーです。
ストーリーの中で満月の力と、水星逆光という時期に起きやすいことについて書かれていてとても印象に残ったので書いておきます。
満月には手放す力があるようです。
後悔や嫉妬、執着といった負の感情を手放すチャンスのようです。
そして水星逆行という電子機器や伝達系のトラブルが起きやすい時期があるようです。
水星は電波やコミュニケーションを司る星で、逆行していると年に3度くらいで、期間は3週間程度だそうです。
例えばメールが届かなかったり、電車や飛行機が遅れたり。
影響を受けやすい人も受けにくい人もいるようです。
ただ逆行といえば悪い印象がありますが、悪いことばかりではなく振り返りの時期で大切な時期でもあります。
懐かしい人に再会できたり、リベンジしたり。
水星逆行の時期が来ると普段以上に気をつけて行動をするとトラブルを起こしにくそうですね。
確認を普段以上にしたり、乗り物が遅延するなら早めの行動を心がけるようにすると良いようです。
さいごに
ちょうど占星術に少し興味があったのでこの本を読んでみたのですが面白かったです。
なんだかうまくいかないことが続くとき、もしかしたら星の影響を受けているのかも!?と思ったり、ちょっと星のせいにしてしまうかもしれないですね。
こういった本を読んでいると、自分の星の位置をますます知りたいと思うこの頃です。
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