『生命を守るしくみ オートファジー』吉森保
2016年にノーベル賞で注目されるようになった、生命の維持に欠かせない仕組み、「オートファジー」を世界的な研究者がわかりやすく教えてくれる本。
以前、『「空腹」こそ最強のクスリ』を読み、オートファジーというものを知って、そこから実は16時間以上空腹を作る日を作っている。
仕事のある平日に、空腹時間を作るようにしているが、職場の休憩室にたくさんお菓子があるので、お菓子を食べちゃったり、差し入れを食べっちゃったりで、今週は1回しかできなかったということもあった。
だけど、今後も続けてきたいと思っているため、もう少し、オートファジーというものを知りたくなり、この本を読んでみた。
オートファジーが行われる時の細胞の中の過程や、有害物質の隔離除去の仕方など、少し踏み込んだ難しそうな内容をわかりやすく書いてくれている。
また、オートファジーを止めるルビコンという2009年に発見されたタンパク質についても書かれている。
治療への可能性も書かれており、どんどん研究が進んでいってほしいと思う分野だ。
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